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ELLE ONLINE の「Lingerie Journal」でもおなじみ、川原さんがシェアしてくださった動画が素敵でした。

レースがお好きなかたはぜひご覧になってみて!


とても美しい映像です。

フランスの高級レースの代名詞でもある、カレーレース(フランス北部の町カレーで生産されるリバーレース)がどのように作られているのか、眺めていると溜息と眩暈。


2万本もの細い糸をつかって複雑に撚りあわされ、繊細な柄が浮かびあがっていきます。

アイラッシュができる部分などなんだか目頭が熱くなりました。(笑)

幅広のレースを作ることがどれだけ難しいかを想うと、接ぎあわせのない仕立てのベビードールやスリップの贅沢さに改めて驚きを覚えます。


(映像のなかではだーーっと幅があるようにみえますが、同柄のレースを並べて一辺に生産していて、実際には幅はカットされます。

幅のあるレース柄はミスが出やすく生産が難しいのだそうです。

また、これはうろ覚えなのですが、柄によっては長さも10m以上を一度につくることが難しいと聞いたことがあるような…詳しいかたがいらしたらぜひ教えてください。あやふやですみません。)


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気の遠くなるような工程を経てつくられたリバーレースを、さらに柄が綺麗に身体にのるようにデザインし、そして左右対称になるようにカットし縫製していく際に、どうしても製品にならない部分も出るでしょう。

それもコストに含まれていることを考えると、高価といわれるランジェリーの価格もまた違って見えてくるかもしれません。


そして、試行錯誤されるであろうデザイナーさんや現場の方々の仕事ぶりにもあらためて敬意を感じずにはいられません。


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リバーレースは、手仕事のレース(アンティークレース)に最も近い表現ができる機械レースと言われますが、こんなに膨大で繊細な工程を経るからこその、デリケートな陰影なのですね。

お肌にレースが浮かびあがったときの美しさや圧倒的な高揚感は格別です。


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こちらはAbsolutely Pomで使用されているリバーレースの写真なのですが、透明感がありとても繊細な表情。


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こちらがラッセルレース。

リバーレースより簡素化された工程で、量産が可能なレースです。


わかりやすい画像を選んだので、ちょっとイジワルな比較になってしまいますが。

そもそも用途やコンセプトが全く異なりますし、素材も違いますので参考程度にご覧いただけますと幸いです。



フランスのリバーレースのお話しからはじめましたが、実は日本にもリバーレースを生産している会社があります。

こちらの記事にわかりやすくまとめられていましたので、ご興味のあるかたはどうぞ。


軽やかで洗練されたインポートランジェリーに憧れてやまないかたも多いと思いますが、実は日本生まれのリバーレースも採用されていたりするのです。(!)

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Aubadeの2011年のこちらのコレクション、大好きなかたもいらっしゃるのでは?

繊細なレースとプリーツの組み合わせに抗えずわたしも購入していたのですが、後日日本のレースが使われていると教えていただきとてもびっくりしました。

そしてなんだかとても誇らしい気持ちに!


クローゼットのなかの大切にしているフランスやイタリアのランジェリーに、実は秘かに身近で生まれたレースも息づいていると想像するとわくわくしませんか?


美しさに惹かれてお迎えしたランジェリーたちに、見えないたくさんの物語が詰まっているものですね。

そう思うと、さらに愛でたくなってしまうのです。


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最後に美しいレース使いのスリップたちを追記しておきますね。

よかったらご覧になってみてください。










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by lagouttesucree | 2017-02-04 17:40 | ランジェリーよもやま | Comments(0)

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